仕事のこととか、思いついたこと。趣味のこと。


by K--Diary
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欧州 ギリシャ 

金融危機問題について、日記にすることは、しばらくないと思っていたが、
起きてしまった。予想よりも早く。

ギリシャの財政状況は、もうずっと前から悪いのはわかっていたが、
ここでデフォルトさせることが出来るわけないので、
ドイツ政府中心に支援をすばやくまとめ、事態の収拾をはかると
4月には思っていたが、

対応が遅かった。

遅かったために、ギリシャの悪さ、南欧州の悪さが浮き彫りになってしまった。

流動性の問題の時に解決しておけばよかったのに、
対応が遅れて、ソルベンシーの問題になってしまった。

最悪。

リーマン以降、景気が回復基調にあるといっても
所詮は、財政と金融緩和で支えられたものだったのに、
油断したのだろう。

そもそも緊縮財政に移ること自体、EXITの一つ。
対応が遅いのも、金融危機から時間がたって、危機モードじゃなくなったから

危機モードなら、まず、危機の芽を摘むことを最優先にしたはず。
しかしドイツは国内の選挙を気にしてしまった。

ユーロ圏の各国も国内事情を優先した。
だから対応が遅くなった。


まだ、危機モードを継続していなければならなかったのに・・・。


一度ほころんで、こじれてしまったら、
修復には時間がかかる。

そのうち、実体経済も悪くなる。
そうなると、手遅れ。

その時はまた、財政支出が必要だが、

欧州はどうするのだろう。
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# by K--diary | 2010-05-21 00:14 | 金融

デフレについて(3)

所得の低下をよくよく調べていくと、

現在の70歳と60歳

40歳と30歳で違いがあることがわかる。

今70歳の人は、60歳の定年まで
あまり所得が下がっていない。

しかし今の60歳の人の所得ピークは50歳。
最後の10年は賃金が下がりながら定年を迎えている。

そのせいか、最近住宅取得時の親からの贈与額が
減っているらしい。

また、貯蓄率も下がっている。

一昔前の60歳と
今の60歳では、懐具合が寂しくなっていると思われる。

また、団塊ジュニアの30歳前後は、
所得がそれほど上がらず、40歳の人に比べて
賃金カーブが緩やか。

この世代、つまり60-30歳世代は、実は、親子でなんか損している
のかもしれない。

逆に70歳ー40歳親子は
恵まれている。


高齢化社会で、団塊世代はボリュームゾーン。
近頃まで、元気な高齢者は若者世代に比べ
高額消費。といわれていたが、
もしかすると、購入、消費単価は
下がっていくかもしれない。
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# by K--diary | 2010-02-05 00:59 | 金融

デフレについて(2)

所得が減っていることが、デフレの要因ではないかと
前回書いた。

所得は1998年頃をピークに下がってきている。
名目GDPとほぼ連動する動き。

しかし、2002、3年頃から、名目GDPが持ち直しの
動きをする中で、所得はあまり伸びず、
一部には下落する動きも観察されている。

労働分配率が低下している。

なぜ労働分配率は低下しているのだろうか。


1998年までは、確かに高コスト体質だったと思われる。
年功序列で画一的な賃金体系だった。

しかし、2004、5年頃には、だいぶ改善されていたと思う。

生産性が高まったのにもかかわらず、賃金が低下していた
のもこの頃だ。


おそらくこの頃、

株式配当や設備投資比率が増えていたと思われる。

賃金に回さずに、株主と設備投資にまわしていた。

株主配当を増やしたのは、おそらく、持ち合い解消の
副作用と思われる。
持ち合いが解消され、外国人投資家比率が高まる中、
株主を重視しなければならなかった為と思われる。

設備投資については、高性能品の生産に価値を見出し、
特に日本国内に設備投資した。

自動車メーカーの国内設備は、高級車用だ。

つまり、2003年から2007年の好景気の間、企業が蓄積した
富は、

株主配当と欧米向け高性能品設備に
流れていったことになる。

タラレバに過ぎないが、

それが、日本国民の所得に配分されていたら、
2008年まで、あんなに株が上がらず、
外需も伸びなかったかもしれないが、
内需はもう少し伸びていて、
こんなにデフレマインドが高まることもなかったかもしれない。
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# by K--diary | 2010-01-30 16:41 | 金融

デフレについて

最近デフレについて考えている。

よく需給ギャップが大きい(供給>需要)からと言われる。
日本の需給ギャップはGDPの7%約35兆円。

でも、それだけではないと思われる。

そもそも日本の需給ギャップの主なものは
供給サイドは外需向け
需要は外需

で生じたもの。

価格が下がるなら、外国向け商品が下がらないと
おかしい。

また、欧米をはじめ海外の物価はすでに上昇してきている。
欧米においても需給ギャップはあるのに。


グローバル化の影響という声も聞かれる。

でもグローバル化の影響はどの国も同じように
受けているはず。
地理的に近く、輸出主導経済の韓国では
物価は下がっていない。

少子高齢化の影響という声もある。

でも同じく少子高齢化の韓国やドイツでは
物価は下がっていない。
人口が減少しているロシアでも下がっていない。


要は日本だけ、デフレであり、デフレ期待も強い。


よく見ていくと、
日本は所得が減少し続けている。

1990年代に所得減少があったのは仕方ないにしても
2003年以降の景気回復期にも所得は下がり続けた。

この景気が良くなったにもかかわらず、
所得が下がり続けた期間にデフレマインドが
根付いたように思われる。

では、なぜ所得が下がったのか。

それをこれから考えていく。
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# by K--diary | 2010-01-26 00:42 | 金融

今年はどうなるのか

今年の正月は、たぶんはじめてだと思うが、
帰省せず、自宅で過ごしている。

よく食べ、
よく運動している。

今日は14キロも歩いてしまった。
(5キロ離れた電器屋に掃除機を買いに歩いて往復
+4キロウォーキング)



昨年の忘年会で多かった話は、

日本の財政がどうなるか。
需給懸念からいつ金利が上がるのか。

日本銀行が抑えられなくなるくらいの状況は
想像し難いが・・・。

あとは、中国の不動産が下落したらどうなるか。
結構貸し出しが伸びてる中で、不動産価格が下落すると
バランスシート調整で
長期間不況となる可能性がある。

需給ギャップを埋めるための財政出動の財源は
どうするのか

外貨準備を使うのか
そのとき、米債は買えるのか。

米債購入余力がなくなったら、米金利は
どこまで上がってしまうのか?

それを米中はどのようにコントロールするのか?

ということ。



ちなみに、昨日テレビを見ていたら、日本の財政支出のために
埋蔵金を使え、
埋蔵金は100兆円以上ある。

(それって、ほとんど外貨準備じゃない、使えないよ
と思っていたら)

米国債(外貨準備)を売ればいいんだ。
わからないように、そっと。

って森永卓郎が言ってた。

恐ろしいな。そんな素人みたいこと言うなんて。
森永卓郎ってもっとまともな経済人だと思っていたが、
意外に市場のことを知らない。

日本が米国債売り始めたら、間違いなく米金利が
急上昇します。

今、米金利が急上昇したら、それなりに落ち着いている
世界経済が再び悪化するきっかけになってしまう。

更には
米、中国からどのような政治圧力がかかるかはわからないが、
おそらく大変なことになるだろう。

いま米中がどうやって米国債のファンディングを
滞りなく行えるように、力を注いでいるのを知らないのだろうか。

ローカルな話だな。
こんな感覚のひとって多いんだろうな。
残念だな。と思った。
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# by K--diary | 2010-01-02 23:39 | 経済
ドバイショックはすぐに収まった。
株価は全世界で上昇している。
ドルキャリートレードも継続している。

あと、3ヶ月くらいはこのままかな。


しかし、仕事上は、何かとリスクはないか?
リスクはないか?

と問われているので、

2番底のネタばかり探して、

暗くなっている。


まあ、欧米は大丈夫だと思う。

問題は日本で、これは確かに当面暗いかもしれない。

前原国土交通大臣などは、成長戦略を練っているみたいだけれど

それが実現して効果を出すまでは、

円安にして稼いだ方がいいと思う。

所謂教科書的なデフレスパイラルというわけではないと思うが、

確かに、企業は収益がきついと思うので、

人件費削減等のコストカットや
設備投資抑制で

浮上できない状況だと思う。

そういうマクロ政策は必要だよ、やっぱり。
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# by K--diary | 2009-12-04 23:21 | 金融

デフレ宣言

これはやっぱり必要なかった。

対策のないデフレ宣言はデフレマインドに火をつける。

円高容認もよくなかった。

今の政府って、デフレの意味分かってるかな?




それにしても

日本航空はアメリカン航空かデルタ航空が出資。

三菱自動車にはプジョーが出資。


結局日本企業が欧米資本に助けられる構図???
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# by K--diary | 2009-12-03 23:12 | 金融

総選挙が終わって

世論調査をみても

今回の選挙結果を良かったと思う人は
70%を越えているが、

民主党の政策に賛成している人は
50%程度しかいない。

自民党支持者の30%が民主党に投票し
無党派層の50%以上が民主党に投票した選挙。

要は自民党が嫌だった、
自民党的な、ものの決め方が嫌だった。
自民党と、官僚のつながりを断ち切りたかった。

ということなのだろうと思う。


次々と政権を投げ出す首相。
選挙に勝つことしか考えていない執行部。
そいういものに嫌気がさしたのだ。


確かに、
小泉改革の負の遺産の清算という意味もあるかもしれないが、
郵政民営化反対は総意ではないと思う。

もしそうなら、国民新党は議席を伸ばしたはずだが、
結果は減らした。

それよりも、
国のかたちを変えたい、という気持ちの方が強かったのではないか。

みんなの党は議席を伸ばした。


自民党で苦戦した人、議席を失った人をみると、
みな、オールドファッションだと思う。

できれば、
森氏、福田氏、古賀氏、あたりも落選してもらった方が、
世の中が変わったことが実感できてよかった。


そして、次は、民主党の中の
オールドファッションが、
厳しい世論の目に晒される事になるのではないか。
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# by K--diary | 2009-09-06 20:42 | 政治

地方分権

かなりの間、ブログを更新していなかった。

金融が落ち着いている間、日本の様々な問題について
いろいろ調べている。

今回民主党が大勝しそうだが、

これから大切なポイントは
地方分権だと思う。

人口の問題。
農業の問題。
医療・介護の問題。

生産性を高めること。

内需を盛り上げること。

財政を立て直すこと。

いずれにしても、地方分権。

地方に権限委譲する。

地方重視といっても、日本全国津々浦々、
人口の少ない地域まで、
いまの人口分布の状況を変えずに
すべて均一のサービスを提供するという
のは無理がある。

少しでも均一のサービスが提供できるように
組み替えることが必要だと思う。

そうすると、一票の格差までつながる。

すぐには変わらない。

民主党政権ですぐによくなるわけでもない。


もうすこし、調べたい。


そして効率の良い社会を実現する為に
何が必要か考えたい。

そうしないと、財政がもたないと思う。

資金調達困難、財政破綻は
突然やってくる可能性がある。
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# by K--diary | 2009-08-30 22:15 | 政治

那須岳

那須岳に登った。
那須岳と一般的に言うが、
茶臼岳、朝日岳、三本槍岳の総称。

昔、茶臼岳に登ったことがあったので
それでOKと思っていたが、三本槍岳のほうが、
2メーター標高が高かった。

百名山を目指す身としては、ちゃんと登っておかなければ
と思って、登った。

(三本槍岳が那須岳の最高峰だから)

茶臼岳
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朝日岳と遠くに見えるのが三本槍岳(たぶん)
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茶臼岳だけじゃ分からない那須岳の魅力が感じられ
とてもよい山行だった。

全行程5時間
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# by K--diary | 2009-07-01 20:30 | 登山
総選挙が近づいてきた。
恐らく8月第一週だろう。

民主党は過半数を取る可能性がある。

その後の
ポイントは3つだと思っている。

①公務員改革をどこまでやるか
②参院とねじれが残る可能性があること
③政界再編につながるかどうか

公務員改革をどこまでやるかで
国会審議の行方が変わる。

つまり、今のところ、民主党が何と言おうと、
官僚の力なくして
国会運営も行政も成り立たないからだ。

官僚がちょっと議員宛説明を省く、とか
するだけで、記者会見や予算審議とかで
しどろもどろになるのは、過去にもよくあることだ。

また、民主党の政策は財政的に矛盾点が多く
自民党は霞ヶ関と協力してその矛盾点を攻めるかもしれない。

「その財源は何ですか?、どこからお金が出てくるのですか?」
「どういう法律に基づいて言っているのですか?」
「数字の根拠を教えてください」
等で、すぐしどろもどろになると思う。
93年の細川政権でもそんなことがあった。

但し、民主党がその辺のことを理解していて、
実は財務省だけは味方に引き入れ、国交省と厚労省をターゲットに
するなら、可能かもしれない。
小泉政権も実は財務省は味方だった。


次はねじれの問題

実は参議院は民主党が単独過半数ではない。
だから、社民党や、国民新党の影響を受けている。

民主党と社民党・国民新党との政策は違う。

労働者派遣とか、全く違う。

社民党・国民新党は製造業への派遣を原則禁止にしたいと
思っている。

民主党はそこまで考えていない。
まあ、民主党の左派は同じ意見かもしれない。

だから、参議院も単独過半数が欲しい。
参議院選挙は来年。

そうすると、国会での混乱は避けたい。混乱すると
支持率は下がる。

だから、公務員改革もポイントを定めて、
全部を敵に回すわけではなく、
やっていくはずだ。

基本的に、財務省を敵に回して、うまくいくと思えない。

土建関係省、社会保障関係省がターゲットかな。


そしてなんだかんだ言って、最大の問題は
民主党の右派と左派では
天と地ほど違うこと。

それが、うまくコントロールされていくのだろうか。
野党なら、政権獲得という目標の元
一致団結できても、

政権獲得した後はどうなんだろう。

まあ、メインは

勝てるうちはあんまりけんかしない。内部分裂しない。

というシナリオだが、

地方分権とか
規制緩和とかがキーワードで

政策論争なって、

政界再編になれば面白い。

まあ、多分ならんと思うが。
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# by K--diary | 2009-06-27 22:23 | 政治
何度か触れているが、株、コモディティー価格が上昇している。
アメリカの長期金利も上昇している。

株は、先進国なら3月のボトムから30~40%上昇している。
原油は一時40ドル/バレルになったのが、今では70ドル/バレル
まで上昇している。

長期金利は、米債で2%くらいまで下がったが、
今では3.8%位まで上昇している。4%まであと少しだ。

3月から見れば、3ヶ月で金融市場は劇的に改善している。

実体経済はどうか。

生産活動は、一時期ピークの半分くらいまで落ちたが
今は7割くらいまで回復している。

これが今の実態に即した水準かどうか?
これが問題だ。

もう少し上なのか?
金融市場から考えると、もう少し生産活動が復活しても
おかしくない。
実体経済も必要以上に生産を圧縮して
自ら首を絞めたのかもしれない。

しかし一方で、金融市場は少しモラルハザード的かもしれない。


今まで起きたことはなんだったのか整理している。

金融市場のパニックから問題は起きた。
ファイナンシャルクライシスだった。

また、需要が落ちたように見えた。

しかし、企業が必要以上に生産を落としたのも
恐らく事実だ。

サプライチェーンが複雑に絡み、
みんな必要以上の在庫を持ちたくない。
それが連鎖した。

疑心暗鬼になったのは金融市場だけではなく
サプライチェーンの各企業も同じだった。

今後は7-9月期が重要だ。

株価復調の中、
年末商戦に向けて、在庫積み増しをするのか

それとも企業のマインドは冷えたままで
ヂフェンシブに行動するのか。

そういうマインドの変化で、
今後の実体経済の行方も変わる。
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# by K--diary | 2009-06-07 15:20 | 金融
長期金利が上昇している。
また、コモディティー価格も上がっている。
エマージング株も上昇。

各国政府の政策が強力で、
政府の財政・金融政策の出口が遅れる。

という予測がある。

自分もそう思う。

モラルハザード的な状況が続いている。

そうすると、

財政リスク、期待インフレ率の上昇から

長期金利は上昇しやすくなる。
現物にも資金が回りやすい。

ある程度必然的な動きだ。

ドル安も、ドル資産からの回避という動きに加え、
ドルベースのリスクマネーがコモディティーにシフトしているから
と考えることも可能。

この流れ、何時調整してもおかしくないが、
根っこが政府・中央銀行の政策の副作用なので、
意外に長く続くかもしれない。

そうすると、もとの経済が良くない中で
起こる現象なので、

金利上昇、川上価格上昇は
経済成長を阻害する要因となる。

何事もマイルドに進んで欲しい。
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# by K--diary | 2009-05-28 22:26 | 金融

山登り

雲取山に行ってきた。(東京都で一番高い山:標高2017M)


麓は新緑の初夏。

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頂上近くでは、桜も咲いており、まだ春になったばかり。

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新芽もこれから。

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久々の長距離で疲れた(往復9時間)けど、気持ちいい。
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# by K--diary | 2009-05-12 23:12 | 登山
アメリカの著名投資家ジムロジャースが
中国通であることはよく知られている。

中国通と言うだけでなく、娘の乳母に中国人を選び
中国語を学習させている。

この前シンガポールの特集を組んでいた
NHKの番組では、
ジムロジャースがシンガポールに移住している
ようなことを紹介していた。

ただ、中国がこのまま発展することに懐疑的な見方も
あるかもしれない。

それはただの感覚の問題なのだが。

しかし、ジムロジャースから見ると
中国は1800年代の終わりごろの
アメリカと重なるらしい。

以下本文から。
それは、
南北戦争と、政治的混乱を経て、米国が
世界の舞台に踊り出ようとしていた頃。

悪徳投資家が肩で風を切り、
シカゴなどの新しい都市が興り、
電話や電球などの技術革新があり、
限りない成長と企業家精神があった。

当時も投資家が懸念する材料は沢山あった。
大統領の暗殺。人種問題から生じた暴動。
労働争議。内戦。

しかし、そういう問題を抱えながら
アメリカは成長してきた。


中国の資本主義は昔から根付いていた。
清王朝末期でさえ、一部の中国企業は公募株を発行して
事業拡大の為に資金を調達していた。

1860年代半ばには上海に証券市場ができた。
香港上海銀行(今のHSBC)もそのころ上場しているらしい。
1882年には上海で始めての証券会社が出来た。
1891年には証券取引所が出来た。

鄧小平は共産主義が崩壊することが
わかっていた。

「黒い猫でも、白い猫でも、鼠を取る猫が良い猫だ」

と言って、開放策をとったが、
それが受け入れられる土壌があった。

ということになっている。

そして、結局私が思うようなリスク

例えば
周辺地域(チベット等)との紛争。
台湾問題。
都市と農村の対立。
環境問題
鳥インフルエンザ
等の問題は、

どこの地域でもある問題だと。


多分この本は、どこまで読んでいっても
ジムロジャースが感じたままのことが
書いてあって、
それに同意できなければ、理解も出来ない。
腹に入ってこない。

自分は中国に2回行って(10年くらい間隔があいた)
その間の発展については、
とりあえず、肌感覚では理解した。

でも、一回目、90年代後半に行ったときには、
鉄道をはじめとした交通の便の悪さには辟易した。
なにせ、駅の改札で待っていても
次にどの電車が来るのか、全く分からなかったのだから。
中国の人々も、次に来る予定の電車が変更になる度に
「アアー」と何百人の人が嘆きに似た声を上げていた。
(今ではそんなことないと思うが)

しかし、その時と比べると、最近行った中国は
確かに車が多かった。
北京では自転車より車の方が多かった。
最初にいった時は、まだ自転車が多かった。

でもまだ、ピンとこない。
中国系投信で多少益が出たことがあっても
まだ信じていない。

もう少し勉強・観察したい。
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# by K--diary | 2009-05-06 00:27 | 金融
本を読んだ感想、意見の備忘録。

この本はリーマン前に書かれた本。
今、自分にとってはリーマンに至る原因が
何だったのかを探ることが課題なので、
こういう本も読む。

(むしろリーマン前の本の方が重要。その時正しかったことが
失敗の原因だから。)

北野一氏によれば、
グローバル化によって、
投資家が求める期待リターンが
アメリカでも欧州でも日本でも等しくなった。

もともと、人口減少に移行する日本は
潜在成長率が低い。

にも関らず株主の期待に沿うために
一株あたり利益、配当を増やそうとする。

他のステークホルダーに対する配分を
削った。

また、日本企業は、レバレッジを高めてROEを
上げることをしてこなかった。

3つの過剰。
設備の過剰、雇用の過剰、負債の過剰が必要以上に
意識され、

負債増により資本レバレッジを高めることをしなかった。

その代わり、株主以外のステークホルダーに
負担を強いた。従業員にも。

その分、日本の労働者、消費者に負担がかかった。

だから・・・というようなストーリー。

それでも結局は、日本株は出遅れ。
人口増加率の差だけでは説明できないほど
日本の株の上昇率は低く、成長率も低かった。

なるほどと思った。(仮説だけど)
つまり、他の国ではもっとレバレッジが高かったのだ。
人口増加率の差による自然成長率の違い以上に
自己資本比率が違っていたのだ。

他国の方が自己資本比率が低かった。
日本企業の方が高すぎたのかもしれない。

高い自己資本比率。
低いレバレッジ。
しかしながら、株主からは他国と同じ
リーターンを求められる。
やむを得ず、株主以外のステークホルダーを犠牲にした。
それゆえ豊かさを実感できなかった。

しかし、今思えば、日本はレバレッジをかけていなくて
よかったということ。

今は一時的な生産調整で苦しいかもしれない。
外需依存あった故に、金融レバレッジが小さかったにも
かかわらず、海外の金融不況の影響を受けている。
しかし、レバレッジが小さかったならば、
バランスシート不況的な、長期低迷からは
逃れられるかもしれない。(他国対比だが)

まあ、もともと豊かさを実感できない。主観的な、「実感」を
尺度として考えること自体、おかしいかもしれないと言うような
ニュアンスの文章もあり。それはその通り。


以下はまだわからないこと。考えていること。
まだ読み込みが足りないからかもしれないが。

著者はニクソンショックを大きなイベントとして
取り上げている。
理由は以下の3点。

①金本位制から離脱し、金(Gold)の裏づけの無い本当のプリンティングマネーの
世界に入ったこと。

②為政者は貨幣増発の誘惑から逃れられないと
思われること。

③だから、インフレになるのが当然の帰結であること。
そしてどの程度のインフレになるのか不確実であったこと。
それが1970年代の世界。

実際にイギリスの永久債の利回りは
金本位制の時3~6%の間に収まっていたものが
ニクソンショック後15%まで上がっている。という事実を
紹介している。

そしてその後90年代後半から再び6%を割り込んできた。


その低インフレに再び戻ったことをどう考えるか。

それを金融政策で何とかコントロール出来きた結果と考えるか。

新興国の安い労働コストが先進国に輸出され、グローバルに
労働コストが低下。よってインフレ率が低く抑えられた。と考えるか。

結局、プリンティングマネーの世界に突入したのに
なんらかの理由で低インフレが実現してしまったが故に、
レバレッジが横行し、バブルが発生したと考えるのが
自然かもしれない。
(その何らかの理由というのは、答えは一つではない。
グリーンスパンの「謎」もこの中に含まれる。)

結局、やはり、今回リーマンショックがあっても
ニクソンショックでの金本位離脱状況は変わらないので、

金融危機をカバーするためのリフレ策を継続すると、
そもそもが金本位ではなく、プリンティングマネーの世界なので、
やはりすさまじいインフレになる可能性があるように思われる。
為政者が、金融デフレを恐れ、回避しようと思えば思うほど
そうなる気がする。

そうすると、今の流れは、リーマンで変わったのではなく、
リーマンの前にあったインフレの流れが、
リーマンで一時的に止まっているだけのこととなる。
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# by K--diary | 2009-05-05 19:07 | 金融
リーマン破綻がなかったら、どうなっていたか。

こんなことにはなっていなかったと思っている人は
多いと思う。

では、リーマンがあのように破綻していなかったら何が
起きていたか。

あるいは破綻させていなければ、どうなっていたか。

①衝撃的な破綻は無いにせよ、実質的な破綻はあった。
 時間の問題で、世界同時不況にはなっていた。

②政策ミスはあるもの。別の金融機関でコントロール不能な
 破綻が起こっていた。やはり世界同時不況。

③金融機関の破綻がコントロールされていても、インフレにより
 成長率が鈍化。スタグフレーション的になり、結局世界同時不況になっていた。

のどれかだと思う。

①、②は金融危機による信用創造の破壊。
③は通貨価値の下落。

いずれにしても信用行為(レバレッジ)を積み重ねた結果、
実態と乖離して資産と通貨のバランスが崩れ、調整に至るというプロセス。

何年前からなのか、まだ判定できないが、
持続不可能な成長が続いていたと思う。

それは貯蓄と不足(需要)のアンバランスから
来ていたと思う。

それが過剰レバレッジを引き起こした元種だと思う。

ちなみに、今は①ないしは②による信用収縮、需要不足を
政府が補っている状態。

貯蓄と不足のアンバランスが生まれる構造は変わっていない。

このまま政府・中央銀行がクレジットイージングを続け
金融緩和策を取り、財政散布を続けると、

再びインフレの世界となる。

その時のインフレは、我々がここ数十年で経験したことが
ないようなものになる可能性がある。

ちなみに、そうならない場合は、今のリフレ政策が失敗し
強烈なデフレが再び起きていると思う。

いずれにしても、L字型の横棒が長く続くような、
前年比マイナスだとしても安定している状況は

長くは続かない。

W型か洗面所の下のパイプ型のような(2番底シナリオ)
でこぼこした感じとなると思う。

ぱっとしないけど、ひどくもならない景気というのは
意外とナローパスだと思う。
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# by K--diary | 2009-05-01 00:05 | 金融

豚インフルエンザその2

ちなみに、今のところ、フェーズ3のようですが、
フェーズ4になると、事態が一変します。

政府、各企業は危機対応体制になるはずです。

公共機関、交通機関ももちろんです。

あまり甘く見ない方が良いです。

政府は、あまり煽らないようにしていると思いますが、

水面下ではかなりのレベルでのシミュレーションが
行われていると思います。

厚生労働省やその他政府の過去の新型インフレルエンザに関する
発表、レポートを見ればわかります。


参考(鳥インフルエンザの場合)

パンデミックインフルエンザ警戒フェーズについて

レベル1
鳥インフルエンザの人への感染の危険性は低い。
レベル2
鳥インフルエンザの人への感染の危険性が高い。
レベル3 現在はここ
鳥インフルエンザの人から人への感染はないか、もしくは非常に限定されている。
レベル4
鳥インフルエンザの人から人への感染が増加している証拠がある。
レベル5
かなりの数の人から人への感染があることの証拠がある。
レベル6
新型のインフルエンザが世界中で流行する。


現在3.5くらいではないかと思います。
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# by K--diary | 2009-04-26 22:14 | 金融

豚インフルエンザ

豚インフルエンザ

あまり、騒いでも仕方ないが、
冷静に情報を収集して、

まあ、其処までしなくても
と思われても、必要と思うことはやっておいた方がいい。

しかし、冷静に。


こういうことは、恥ずかしがったり、かっこつけても
強がっても意味がない。

飲料・食料の備蓄くらいはやっておいて間違いない。
性能の良いマスクをするのも
別に大げさではない。

不必要に人の多いところへ出かけることもない。

後悔しないための冷静な行動が求められる。
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# by K--diary | 2009-04-26 21:54 | 政治

変化

3月の27日の日記にも書いたように、
流れが変わっている。

企業の在庫調整が進んでいるのは、
1月下旬くらいから感じていたが、
統計でもはっきりと確認できるようになって来た。

各種経済指標は、景気の下げ止まりを示している。

さらに、アメリカの金融安定化策。不良債権処理に
ついては、まだ懐疑的な見方があるものの、
一部には、意外にうまく行ってしまうのではないか
という声も聞かれる。

ストレステストも、もしかすると、「なあなあ」で
終わりにしてしまうかもしれない。

また、財政支出がこれから出てくるのも、間違いのない話。

さらに、各種ファンドも現金比率が大きくなっているので
少しリスク資産に資金が戻ってきているということも
あるだろう。

だから、株が上がっている。


さて問題はこれから。
これが、どれ程長続きするか。

フリーフォールのような需要の落ち込み
生産調整が続いたので、

この程度のリバウンドがあるのは、いわば当たり前。

企業が、設備投資も、人的投資も
再び本格的に回復させるような状況になるのか。

そこが一つ目のポイント。

財政資金での需要拡大には、必ず反動がある。

その間に、ニューフロンティアにバトンタッチ出来れば
良いが、それがないと、もう一度失速する。

それは今年の後半なのかもしれない。


また、金融問題が本当に片付いたかどうかは疑問。

これが2つ目のポイント。

アメリカは、PPIPという官民投資プログラムで
レバレッジ機能を使いながら、不良資産を買取る。

これでもし不良資産が売れても、価格によっては
国がリスクを抱える。

景気が2番底付けに行くようなことがあれば、
国のリスクが顕在化する。

その時は本当に、ドル・米国債の暴落となる。

だから、これはかなりの賭けだ。


また、そうでなくても、低金利政策も含め、
国民から金融機関への所得移転が起きている
という批判もあるようだ。

だから、不良債権処理自体、やはり
簡単に進まないという懸念も残る。


また、欧州、特に中東欧の問題はどうなったのか。
最近話題としては下火になっているが、
問題が解決しているとはとても思えない。


まあ、こんなところを見ていきながら、

新年度が始まり、年央に向かっていく。
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# by K--diary | 2009-04-12 00:21 | 金融